皆さんこんにちは、神奈川県相模原市を拠点に神奈川県・東京都の関東エリアを中心として、住宅の「リペア」を手掛ける株式会社「アールペア」です。
住まいの害虫といえば、真っ先に思い浮かぶのがシロアリ。
一度発生してしまうと、基礎などの大切な構造材はおろか、あちこちを食い荒らして家をボロボロにしてしまいます。
シロアリは1年中活動しますが、特に活発になるのが気温の上がる4月から6月。つまりシロアリ対策をするのなら、今この時期がベストというわけです。
10年ほど前の調査ですが、国土交通省の発表によると「日本の住まいの5軒に1軒は床下にシロアリがいる」とのこと。
シロアリは静かに家を侵食し、気づいた頃にはもう手遅れ。被害を最小限に抑えるためには、初期症状に気付いて対処することが肝心ですが、その症状がなかなか分かりにくいのがネックです。
今回は、シロアリ被害をチェックするポイントと対策をご紹介します。
■そもそもシロアリって蟻ではない?
シロアリは、生物学上はゴキブリの仲間ということをご存じですか?
シロアリは地中深くにコロニーをつくって暮らしているので、ふだん私たちはシロアリの姿を見ることがありません。まずふつうのアリや、特に有害なシロアリの見分け方を知っておきましょう。
日本では22種類のシロアリが生息していますが、大半は土壌改良などの面で良い働きをしてくれる益虫です。家屋に被害を及ぼすシロアリは5種類で、なかでもその9割近くを占めるのがヤマトシロアリ、残りの1割がイエシロアリです。
ヤマトシロアリは黒色、イエシロアリは茶褐色で、ともに白くありません。
通常のアリとの見分け方として、触覚の形の違いがあります。アリの触覚が「く」の字に折れ曲がっているのに対し、シロアリの触覚は直線的。またシロアリの羽は通常のアリと異なり、くすんで透明感がありません。
頭の先端に大きなハサミをもつ兵隊アリは頭の形に特徴があるので、見分けるポイントとなります。細長い円筒状ならヤマトシロアリ、卵型ならイエシロアリと覚えておきましょう。
■シロアリの被害は家のなかのどんなところで発生しやすい?
まずシロアリが発生しやすい3つの条件をおさえておきましょう。
それは高い湿度、腐朽した木材、光があたらない環境というもの。
シロアリは湿ったところを好み、日光に弱いので光が入ってこないジメジメした暗い場所で活動します。こうしたところでは木材は腐朽しやすく、さらにシロアリのエサになる木材腐朽菌が発生しやすくなってしまいます。
腐朽してやわらかくなった木材はシロアリが噛み砕きやすく、さらにダメージを招くという悪循環が起こってしまうのです。
■シロアリ被害の兆候は様々!早期発見がポイント!あなたの住まいは大丈夫?
シロアリ被害は初動が肝心!
初期段階で対処することが、被害を拡大させない何よりの方策です。
では、シロアリ被害のサインとはどのようなものなのでしょう?
・床がきしんだり、ドアが開けにくくなる
引き戸やドア、雨戸などがスムーズに動かなくなったら、シロアリが発生している可能性が。歩いていて床がきしむような音がしたり、足元がフカフカしているような感覚を覚えれば、腐朽が進行しているケースもあり得ます。放置していると家を支える土台にも被害が及び、家そのものの構造が弱くなってしまいます。
・柱や壁を叩くと空洞音が聞こえる
見ている分には分かりませんが、柱や壁を叩いてポコンと音がするようなら、シロアリが内部で巣食って侵食が進んでいる可能性も。ひどい場合は、押しただけで凹みが生じてしまうほどです。
・玄関の木部が変色している
シロアリ被害が起こる場所の一つが、玄関です。侵入経路の面でもシロアリが発生しやすく、特に玄関の框(かまち)は格好のエサ。ある日、急に框が変色したような印象を受けたのなら、シロアリ被害を疑ってみてください。
・風呂場の木部が変色している
ただでさえ湿気が多い風呂場周辺もシロアリ被害が発生しやすい場所。柱や床などの変色となって現れます。ユニットバスより在来工法の風呂場のほうが、発生しやすい傾向があります。
・羽アリが集団で飛んでいる
4月から9月頃は、シロアリが新しい巣をつくるために群飛行動をする季節。着陸したところで新しい巣を形成するので、室内あるいは庭では羽アリを見たら危険信号!
ご近所でシロアリ駆除をしたお宅があれば、そこから逃げてきて巣をつくる可能性もあるので、自分の家はまだ新しいから大丈夫……と高を括ってはいられません。
■シロアリ防止対策は自分でできる?
シロアリ防止対策は、個人でできないことはありません。
しかし現実的には非常にハードルが高い、というのが率直な見解です。
まず道具だけでも、駆除剤、噴霧器、防護服・マスク、ヘッドライト、電動ドリルなどの工具が必要です。
そして被害部分に薬剤を撒くだけでは不十分で、ほぼ家全体に施さないと、効果は発揮されません。1つの部屋の床下に薬剤を撒くだけでも丸一日はかかってしまうので、家全体ならおよそ1カ月は必要になると覚悟しましょう。
何よりも、一般の方が薬剤を扱うのは、安全性の面からおすすめできません。薬剤の撒き方も、薬剤の種類や場所によってさまざまですし、木材の変化を見る必要があるので、一般の方では見極めきれない可能性が大。
きちんとしたシロアリ駆除、あるいは予防対策を講じたいのなら、プロに依頼するのが安心です。
■シロアリ駆除はプロに頼むのが適切! 住まいの心配ごとはアールペアにお任せください!
相模原市に拠点を置く「アールペア」は、シロアリ被害の消毒は5年保証、またリペアではなく改修が必要な場合は、改修対応も可能です。
シロアリ被害は見極めが難しく、床がフカフカしていたり、木部が変色しているのは、シロアリではなく雨漏りが原因ということもあり得ます。
しかしそのような状態は住まいとしては健全ではなく、いずれ深刻なダメージへと発展しかねません。湿気をはらんでいるという状況自体が、シロアリを招いているようなものなので、まずはリペアのプロに依頼をして、手を打っておくと良いでしょう。
「アールペア」は、これまで手掛けてきたリペアの実績は、2万件以上。シロアリ被害やフローリングの傷みだけでなく、外壁、窓、シンク、浴槽の破損や汚れなど、住まいのあらゆる箇所をキレイにお直しいたします。
シロアリかどうか分からないからプロを呼ぶのは敷居が高くて……と遠慮はご無用!むしろ、その判断をするために私たちプロがいるのです。
まずはお気軽にお声がけくださいね。
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