最近では住宅の設備の修理や家具の製作やアレンジなどを自らで行う「DIY」「リメイク」が話題となっています。SNSでも「DIY女子」や「100均DIY」といったキーワードが多く検索されており、老若男女問わず幅広い世代に浸透してきています。
住宅の修理が必要な際にもDIYで補修するのは、自ら材料を揃えて作業を行うことにより、業者に頼むのと比べて経済的にもプラスになると考える方も多くいるかもしれません。
ただ、そんなメリットだらけに感じられるDIYですが、これまでプロに依頼をしていたお家の修繕やメンテナンスの仕上がりに差は無いのでしょうか?今回はDIYとリペア職人との違いについてご紹介いたします。
■そもそもDIYとは?
DIY とは「do-it-yourself 」の略語で、直訳すると「自分自身でやる」という意味になります。主にはプロに任せずに自分でものを作ったり修繕したりすることを指す言葉として家具の製作やアレンジ、お家の修繕まで幅広い分野で使われています。
■実際DIYってどこまでできる?
一般的にDIYというと家具や小物の製作、アレンジなどが思いつくのではないでしょうか。それ以上の規模になってくると建築や補修といった本来業者に任せるであろうレベルのものになります。原則10m2 以上の建物を建てる場合は建築確認申請が必要になり、電気・水道・ガス関係も有資格者でないと工事ができません。
それでもDIY の活動は幅広く、身近なものを修繕・修理する「リペア」も含まれます。床や家具などの傷ついた部分を補修材で埋めたり、傷がない箇所に近い色を重ねて傷を隠したりする作業は、一度は皆さんも経験があるのではないでしょうか。
リペアに必要な道具は、ホームセンターでも販売されています。最近ではホームセンターの品揃えがかなり充実していることもあり、住まいの修理においても、自分でできるかどうかをまず考える方も多いかと思います。業者の方が使うような道具もホームセンターに売られていることから、DIYでの補修工事は不可能ではないと言えます。
■一般的なDIYとリペア職人の場合の違い
DIYがここまで大きく注目されている中でも、お家に関するリペアを業者へ頼むべき理由は主に3つ挙げられます。
・対応可能な範囲
ホームセンターで売られている資材や道具の種類はあくまで簡易的なラインナップであり、業者が実際に使用するような幅広い種類が用意されているわけではありません。そのため、修繕の種類や規模によってはDIYですることが困難な場合があるため、対応可能な範囲に限りがあります。さらに、高所での作業など危険性を伴う場合においては、足場を組んだり専用の道具を使用する必要があるため、DIYでは安全性の確保が課題になる場合があります。
・耐久性
耐久性という面においても、業者とDIYでは大きな違いがあります。業者が優れている理由は、取り扱う資材の質と職人の技術力にあると言えます。材質、天候、内部、外部など、使用場所が様々ある中で、その場所・材質に最適なものを使用することができる知識量があるので、リペア補修部の耐久性を向上させることができます。柔軟性のある材料を使ったり、大きな欠損が見つかった場合には充填する前に芯を入れるなど、経験から生み出される機転の効いた対応力は、プロだからこそ成せる技であると言えます。
・クオリティ
完成時のクオリティはDIYと職人で大きく差がつくポイントであると言えます。特に知識量や技術の差からくる美観の違いは仕上がりそのものの満足感に大きく影響します。またリペア職人は見た目の綺麗さはもちろんのこと、長持ちさせることを考えて施工しているため、長期的に見てコストパフォーマンス面などにおいてプラスの要因が多いことが考えられます。見栄えと質のどちらを取っても、リペア職人に修繕をお願いすることによるメリットの方が大きいと考えます。
■やっぱりリペアは職人に任せるべき?
一般的には、キズの深さが、1 mm以上ある場合や傷の範囲が15 cm以上ある場合はDIYでの補修は難しいでしょう。ノートパソコンを落としてフローリングに深い穴が開いたなどの場合や、大きな書棚などが倒れ、凹みができてしまった場合にはプロの修繕に頼むことをおすすめします。
業者に依頼する際のネックとして費用面を挙げる方は多いのではないでしょうか。しかし、DIY ではリペア作業中に2 次被害として思わぬ場所に傷をつけたり、壊してしまう恐れがあるため業者に頼んでおいた方が、結果的に費用面でプラスになることも少なくありません。時間、費用、クオリティを軸に長期的な目線で考えると住まいのリペアを業者に依頼する事を強くオススメします。
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