【放置は絶対ダメ!?】浴槽塗装の傷や剥がれは放置してもいい?修理費用相場や対処方法について紹介‼ 

浴槽は毎日の入浴に欠かせない大切な場所ですが、使っているうちに傷や剥がれが気になることもありますよね。

特に、家族みんなが使う浴槽だからこそ、見た目や衛生面が気になる方も多いのではないでしょうか。そんな浴槽の傷や剥がれについて、どのように対処すれば良いのか、また放置することのリスクについて考えてみましょう。


この記事では、浴槽の傷や剥がれが修理できるのか、どうして剥がれが起きるのか、放置することの危険性、そして具体的な対処方法や費用について詳しく解説していきます。浴槽の状態を良好に保つために、ぜひ参考にしてください。


≪目次≫

・そもそも浴槽の傷や剥がれは修理/補修出来るの?

・どうして浴槽の剥がれが起きるのか?

・剥がれている状態を放置は危険‼

・対処方法について紹介

・浴室塗装の費用相場について

・専門家に任せる方が良いときは?

・まとめ



■そもそも浴槽の傷や剥がれは修理/補修出来るの?

浴槽にできた傷や剥がれは、実は修理や補修が可能です。

多くの方が「もうダメだ」と思ってしまうかもしれませんが、適切な方法を使えば、見た目を改善し、使用感を取り戻すことができます。


一般的に、浴槽の傷や剥がれは、素材によって異なる修理方法があります。

例えば、アクリル製の浴槽であれば、専用の補修キットを使って簡単に修理することができます。このキットには、傷を埋めるためのパテや、表面を滑らかにするためのサンドペーパーが含まれており、手軽に自分で作業ができるのが魅力です。


また、エナメル製の浴槽の場合は、エナメル用の補修剤を使用することが一般的です。これも比較的簡単に行える作業で、傷を目立たなくすることができます。さらに、剥がれた部分を補修する際には、塗装を行うことで全体の見た目を整えることも可能です。

ただし、傷や剥がれが大きい場合や、修理が難しいと感じる場合は、専門家に依頼することを検討するのも良いでしょう。プロの技術を利用することで、より確実に修理が行えるため、安心感があります。


このように、浴槽の傷や剥がれは修理・補修ができるため、放置せずに早めに対処することが大切です。


■どうして浴槽の剥がれが起きるのか?

-主な原因とそのメカニズム

浴槽の剥がれは、さまざまな原因によって引き起こされます。まず、主な原因として考えられるのは、浴槽の素材の劣化です。特に、アクリルやエナメル製の浴槽は、長年の使用や高温の影響で表面が傷んでしまうことがあります。これにより、塗装が剥がれやすくなり、見た目にも影響を及ぼします。


-使用環境やケアの影響

使用環境やケアの影響も大きいです。

例えば、浴槽に入る際に重い物を落としたり、鋭利なもので引っかいたりすると、傷がついてしまいます。また、掃除の際に強い洗剤や硬いスポンジを使うと、表面が傷つき、剥がれの原因になることがあります。

特に、浴槽の内側は湿気が多く、カビや汚れがつきやすい環境ですので、定期的なケアが必要です。


さらに、温度差も剥がれの原因となります。お湯を入れた際の急激な温度変化や、冷たい水との接触が繰り返されることで、素材が収縮したり膨張したりし、ストレスがかかります。このストレスが蓄積されることで、剥がれが生じることがあります。

このように、浴槽の剥がれはさまざまな要因が絡み合って起こります。


■剥がれている状態を放置は危険‼

-放置のリスク

浴槽の剥がれをそのまま放置することは、実は非常に危険です。

まず、放置することによるリスクとして、剥がれた部分から水が浸入し、内部の素材を傷める可能性があります。特に、アクリルやエナメル製の浴槽は、水分が浸透すると、素材が劣化しやすくなります。これにより、さらに剥がれが進行し、最終的には浴槽全体の交換が必要になることもあります。


-浴槽の劣化が進むとどうなるか?

また、剥がれた部分は見た目にも影響を与え、カビや汚れがたまりやすくなります。特に湿気の多い浴室では、カビが繁殖しやすく、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。カビが発生すると、掃除が大変になるだけでなく、アレルギーや呼吸器系の問題を引き起こす原因にもなります。


さらに、剥がれた状態の浴槽は、使用中に怪我をするリスクも高まります。特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、浴槽の表面が滑りやすくなっていると、転倒の危険性が増します。剥がれた部分が鋭利な場合、手や足を切ってしまうことも考えられます。

このように、浴槽の剥がれを放置することは、見た目や安全性、さらには健康にまで影響を及ぼす可能性があります。


■対処方法について紹介

-対処方法について紹介

浴槽の傷や剥がれが気になる場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。ここでは、DIYでの修理方法とプロに依頼する場合の選択肢についてご紹介します。


-DIYでの修理方法

まず、DIYでの修理を考える方には、いくつかの方法があります。最も一般的なのは、専用の修理キットを使用することです。これらのキットは、ホームセンターやオンラインで手に入れることができ、必要な道具や材料が揃っています。例えば、アクリル製の浴槽の場合、傷を埋めるためのパテや塗料が含まれていることが多いです。

修理手順は以下の通りです:


傷の清掃:

まず、傷や剥がれた部分をしっかりと清掃します。汚れや水分が残っていると、修理材がうまく接着しません。

パテの塗布:

修理キットに付属しているパテを傷に塗り込み、平らに整えます。乾燥時間は製品によって異なるので、説明書をよく読みましょう。

塗装:

パテが乾いたら、同じ色の塗料で仕上げます。色が合わない場合は、色見本を参考にして調整することが大切です。


この方法は、比較的簡単でコストも抑えられますが、仕上がりに自信がない方は、無理をせずプロに依頼することを検討してください。


-プロに依頼する場合の選択肢

自分で修理するのが不安な方や、傷が大きい場合は、専門家に依頼するのが良いでしょう。プロに依頼するメリットは、確実な修理が期待できることです。専門の業者は、経験豊富で、適切な材料や技術を持っています。


依頼する際は、以下のポイントを考慮しましょう:

業者の選定:

口コミや評価を参考に、信頼できる業者を選びます。複数の業者から見積もりを取ると、価格やサービス内容を比較しやすくなります。

修理内容の確認:

どのような修理を行うのか、具体的な内容を確認しておきましょう。必要に応じて、施工後のアフターサービスについても尋ねておくと安心です。


プロに依頼することで、安心して浴槽を使用できるようになります。自分のライフスタイルや予算に合わせて、最適な方法を選んでください。次のセクションでは、浴室塗装の費用相場について詳しく見ていきます。


■浴室塗装の費用相場について

-浴室塗装の費用相場について

浴槽の修理にかかる費用は、DIYとプロ依頼で大きく異なります。ここでは、それぞれの具体的な費用目安と特徴を比較しながら解説します。


-修理にかかる費用の目安

DIYの場合

必要な材料は、ホームセンターやネットショップで購入できる「浴槽補修キット」が中心です。価格は商品によって差がありますが、3,000円〜8,000円が相場です。例えば、アクリル浴槽用の塗装セットは5,000円前後、エナメル浴槽用のパテ付きキットは7,000円程度が目安です。


ただし、はさみやマスキングテープなど追加の工具が必要な場合、1,000円程度の出費が発生することもあります。時間的なコストも考慮すると、週末の半日〜1日程度を見込んでおくと良いでしょう。


プロ依頼の場合

業者に依頼する費用は、浴槽の素材や傷の規模によって変わります。


軽微な傷の補修:28,000円~
広範囲の剥がれや劣化:50,000円~
浴槽全体の塗り直し(一般家庭浴槽サイズ):78,000円~150,000円

※費用には作業費・材料費・出張費が含まれることが一般的です。


-DIYとプロ依頼のコスト比較

DIYのメリット

初期費用が安く済む
自分のペースで作業できる
小さな傷なら即日対応可能


注意点

仕上がりにムラが生じる可能性
失敗した際の再作業コストが発生するリスク
工具の購入費がかさむ場合も


プロ依頼のメリット

確実な仕上がりと保証がつく
大規模な修復も一括対応可能
作業中の負担がゼロ


注意点

費用が高額になりやすい
業者選びに時間がかかる可能性


例えば「表面の細かい傷が3か所あるアクリル浴槽」の場合、DIYなら5,000円程度で済みますが、プロに依頼すると28,000円〜40,000円かかります。反対に「広範囲の剥がれ+内部の劣化」がある場合、DIYでは適切な修復が難しく、プロ依頼が確実な選択肢と言えるでしょう。


■専門家に任せる方が良いときは?

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-専門家に依頼するメリット

確実な仕上がり

プロは浴槽の素材や傷の状態に合わせた適切な修理方法を選択します。例えば、エナメル浴槽の広範囲な剥がれには「専用塗料での全面塗装」が必要ですが、素人が挑戦するとムラができやすいもの。業者なら均一な仕上がりが期待できます。


複雑な作業の対応

浴槽内部の劣化やひび割れが基礎部分に及んでいる場合、専門工具や技術が不可欠です。あるご家庭では、DIYで表面を補修したものの1か月後に再び剥がれ、結局業者に依頼したという事例もあります。


時間と手間の節約

子育て中の主婦の方から「作業中の浴槽使用禁止期間が負担」という声をよく聞きます。プロなら1日〜2日で完了するケースが多く、家族の生活リズムを乱しにくいのが特徴です。


-自分で修理するべきか判断するポイント

✓ 専門家に任せた方が良い例

剥がれ部分が手のひらサイズ以上ある

浴槽の底や側面にひび割れがある

修理後1年以内に同じ不具合が再発した


✓ DIYが可能な例

500円玉サイズ以下の浅い傷

表面の塗装が剥がれただけの状態

緊急性が低く、失敗してもやり直せる余裕がある



■まとめ

浴槽の傷や剥がれは、家族の安心と家計のバランスを考える上で見過ごせない問題です。毎日湯船に浸かる際、ふと気になる表面のざらつきや塗装の浮きが、実は浴槽寿命のサインかもしれません。今回お伝えした早期対応の重要性は、単に修理費用を抑えるだけでなく、カビの繁殖防止や転倒事故の予防といった日々の安心にも直結します。


DIY修理とプロ依頼の選択は、傷の規模だけでなくご家庭の事情に合わせて判断することが鍵です。たとえば子どものお風呂時間と重ならない週末に作業できる方なら補修キットを、子育て中の忙しい家庭では業者の短期施工を選ぶなど、ライフスタイルに沿った選択が長続きする解決策を生み出します。費用面では、初期コストが高く感じられるプロ施工でも、5年単位で耐用年数を延ばせば1日あたり数十円の投資価値があるという視点も忘れずに持ちたいものです。


最後に、何より大切なのは「小さな違和感をスルーしない習慣」です。月に一度、湯船を排水した状態で手の平で表面を撫でるチェック法や、硬いスポンジを使わない掃除法など、今日から実践できる工夫が未来の浴槽を守ります。この記事が、ご家庭にぴったりのメンテナンス方法を見つけるきっかけとなれば幸いです。