リペアとリフォームって何が違うの? それぞれのメリットや費用などを徹底比較!

皆さん、こんにちは。神奈川県相模原市を拠点に、関東エリアで住宅の修理・補修・再生等を手掛けている株式会社アールペアです。


自宅の壁や床、建具などが傷ついたり劣化したりした時は、「リフォームして直そうかな」と考える方が多いでしょう。しかし、リフォーム以外に「リペア」という選択肢があることをご存じでしょうか? リペアはリフォームとは似て非なる工事で、状況次第ではリフォームよりも多くのメリットが得られます。ここではリペアとリフォームの違いや、それぞれのメリットについて解説します。




■リペアとは?



リペアとは、住宅の傷ついた箇所や劣化した箇所を「補修」することです。たとえば、壁や床のちょっとした傷や穴、凹み、欠け、めくれ、変色、焦げ、浮き沈み、塗装の剥がれなどを修繕し、きれいな状態に戻す場合がリペアに該当します。


リペアはあくまでも「今あるものをそのまま直す」ので、部品の交換や設備の入れ替えといった大掛かりな工事は基本的に行いません。こう聞くと「本当に微妙な傷しか直せないのでは?」と思うかもしれませんが、リペアは想像以上に幅広いものの修復に対応しており、「これは無理だろう」と感じるような大きな傷も直すことができます。


アールペアで実際に対応しているものとしては、重いものを落として割れてしまった洗面ボウルや、タバコの焦げ跡がついてしまったフローリング、壁やドアに空いた拳より大きな穴なども修復することが可能です。無理を承知でリペアを依頼したお客様が、まるで破損などなかったかのように補修されたのを見て、驚くこともよくあります。




■リペアのメリット



リペアはリフォームよりも簡易的な工事ですが、それゆえのメリットもたくさんあります。主なメリットは以下の3つです。



・工期が短い


リペアはあまり大掛かりな工事をしないため、リフォームよりも工期が短いのがメリットです。工事の内容や範囲にもよりますが、多くの場合は約1日で完了するので、生活への影響はほとんどありません。



・費用が安い


リペアは新しい部品や設備への交換を行わず、傷や破損箇所を修復するだけなので、リフォームに比べて費用を抑えることが可能です。工事の規模が小さいので職人の人件費があまり発生しないことも安さに影響しています。具体的な費用相場については後述します。



・産業廃棄物を削減できる


リフォームは破損・劣化した部材や設備を交換するので、どうしても多くの廃棄物が出てしまいます。しかし、リペアの場合は既存の部材や設備を活かしますから、産業廃棄物があまり発生しません。リペアは地球に優しい方法だといえるでしょう。




■リフォームとは?



リフォームとは、改築や改装という意味です。一般的には、住宅の傷ついた部分や劣化した部分、古くなった設備などを新しいものに交換し、きれいな状態にすることを指します。たとえば、壁紙の張り替えや外壁塗装、床材の張り替え、屋根材の交換、雨漏りの修繕、洗面所やキッチンの入れ替えなどが代表的なリフォーム工事です。


また、リフォームは住宅が劣化した時だけでなく、ライフスタイルの変化に合わせ、家の雰囲気や機能を変えたい場合にも行われます。さらに、日本は地震や台風といった災害が多いため、耐震強度の補強などを目的とするリフォーム工事が行われることもあります。




■リフォームのメリット



リフォームのメリットは、建物の部品や設備を新しいものに入れ替えるため、リペアでは対応できない大きな破損やひどい劣化も修復できることです。破損があまりに大きい場合や広範囲に及んでいる場合は、一応リペアで対応できるのだとしても、リフォームの方がコストパフォーマンスで上回ることもあるでしょう。


また、今あるものをそのまま残すリペアと異なり、リフォームは最新の設備や部材を取り入れ、家の機能を向上させることもできます。デザインが違うものを選べば、家の雰囲気を大きく変えることも可能です。




■リペアとリフォームの費用相場



前述したように、リペアはリフォームに比べて工事費用を抑えられるのが大きなメリットです。では、具体的にどのくらいの差が生じるのでしょうか?


たとえば、6畳の部屋のフローリングに重いものを落として凹ませてしまった場合、フローリング全体をきれいに張り替えようとすると、10万円~15万円程度かかります。既存のフローリングの上に別の床材を張る「重ね張り」でも、6万円~10万円程度が必要です。


しかし、凹んだ箇所をリペアするのであれば、1万円~3万円程度の費用で済ませることができます。問題がある箇所だけを補修するので、ここまで費用を抑えられるのです。


また、内壁の穴や傷をリフォームで直そうとすると、6畳で6万円~10万円はかかります。これがリペアなら、1万円~4万円程度で直すことが可能です。外壁のひび割れや穴、カビなども、全体のリフォームで対応すると80万円~150万円ほどかかってしまいますが、リペアなら1万円~10万円程度で済みます。このように、リペアはコストパフォーマンスが非常に高いのです。




■リペアとリフォームはどちらがいいの?



ここまで見てきたように、リペアとリフォームは異なるメリットを備えています。では、この2つはどのように使い分ければいいのでしょうか? それぞれが向いているケースを確認しておきましょう。



・リペアが向いているケース


リペアが向いているのは、家の中のちょっとした傷を修復したいケースです。「生活に支障はきたすほどではないが、少し気になる傷や破損がある」というような場合は、リペアで十分対応できます。


また、できるだけ費用を抑えたい場合や大掛かりな工事をしたくない場合、そしてあまりゴミを出したくない場合などにもリペアが適しているでしょう。対応できるのであれば,

リフォームよりもリペアのメリットの方が大きいので、まずはリペアが可能なのかどうかを検討し、無理だと判断されたらリフォームをするのがおすすめです。



・リフォームが向いているケース


リフォームが向いているのは、破損や劣化の状態がひどくリペアでは対応できないか、コストパフォーマンスが悪いと判断される場合です。生活に支障をきたすレベルの破損・劣化が生じているなら、リフォームをするのが望ましいでしょう。


また、元の部材や設備が古く、最新のものと比較して機能が見劣りする場合も、リフォームによって刷新するのがおすすめです。リフォームによって断熱性や耐久性がどのくらい向上するのかを、業者に確認してもらうといいでしょう。




■リペアならアールペアにお任せ!



リペアはリフォームに比べて費用や工期を抑え、気軽に自宅を直すことができるのが大きな魅力です。排出される産業廃棄物も少なく、今の時代に適しているといえます。皆さんのご自宅にも、リペアで直せる部分がたくさんあるかもしれません。「ここ、ちょっと傷ついてるな……」と思ったら、ぜひリペアという選択肢を思い浮かべてみてください。


アールペアでは、個人宅のちょっとした破損箇所から管理している不動産の劣化箇所まで、規模の大小を問わずさまざまなリペアに対応可能です。ハイクオリティな施工と誠実な対応により、安心・快適な住宅環境を実現いたします。住宅のリペアをご検討の際は、アールペアまでお気軽にご相談ください。